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Nightlands

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いつかは訳してみたいノルウェー語の本として、
ノルウェーの建築理論界の巨匠 
Christian Norberg-Schulz (クリスチャン ノルベルグ シュルツ)の
Nattlandene -om byggekunst i Norden-
があります。
英語版も出ていて、英題は
Nightlands -Nordic building- です。
現在の私のノルウェー語ではとても理解できないので
英語版をながめるのみです。

日本では、いや世界でもあまり多くを語られないノルウェーの建築ですが、この本の中では
スカンジナビアの国々の中でのノルウェーの建築を、各々の国の持つ自然を比較しながら書いていたり、
ローマに長く滞在した著者として、ヨーロッパの南と北を比べて書いたり、
自然との結びつきについて多くのページが割かれているのが興味深いです。

しかし、ノルウェーの近代建築に関しては
そもそもノルウェー建築界に近代建築は存在するのか

という、それをいっては、元も子もないのではという発言が、
巨匠建築理論家の口からもれているのは、なんとも正直というか、
一読者として、またノルウェーの建築界に携わっていきたい人間として
苦笑せざるを得ません。

その割とぼんやりしたイメージのノルウェー建築に関して、
なんとか明らかにしようとした試みといったものを本書から感じます。

Nightlands: Nordic building(English)
ISBN: 0-262-64036-8
Publisher: The MIT Press
Year: July 3, 1997
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by motokologic | 2007-01-26 21:57 | Books-Music