タイル

タイルって素敵な素材ですよね。
やはり陶器というひと手間かけられた物体が、床なり壁なりに張ってあると、
贅沢感もたかまり、そして落ち着いた空間を生み出すってもんです。

ということでこの間インテリアショップにタイルを物色に行きました。
というのも、密かに私の住んでいるアパートのエントランス&浴室改造計画をもくろんでいたからです。
以前、リビングと寝室の壁の色を塗り替えたり、フローリングを張ったというお話をしたかと思いますけど、
ノルウェーでは家の内外のリペアメントに関して、プロフェッショナルな人に頼んだりせずに、
なんでも自分でやってしまいます。その理由として、私の分析によると、

・伝統的に壁構造の木造が住居建築の主流であり、外壁の塗り替え(もしくは板の張り替え)といった作業が長い間、普通の人たちの何年かに一度のイベント(というよりむしろ責務か)として定着している。(かといって、日本の茅葺き屋根をふき替える等のような村全体を巻き込む必要性までないので、現代でもこの習慣は続いている)

・こういっちゃあなんだが、ノルウェーにおいて独自の現代建築が構築された時代というものが乏しいため、それを支えるスキルフルな職人がおらず、いたとしてももともとの人件費の高さなどから一般市民がその費用をまかなえる程度で、職人に頼むことができない。

・長い秋冬の夜長の暇つぶしとしての行為として定着している。(男女平等が(他国の事情と比較して)行き届いているように見えるノルウェーであっても、これらの仕事(家庭内職務)は男性の仕事として、時に男性たちをその責任の重さに押しつぶされるような精神的威圧感を持って存在しているらしい。そんな大げさな。解放されてもいいんじゃないか、男性!と私は思う。私はむしろこういうのがんがんイニシアティブをとってやっていきたいタイプだけどな。まあなんのスキルもないけど。)

といったことが挙げられるでしょうか。
要するに、インテリアショップ(というよりはもっとガザツなところですけど。材料屋?手づくり応援ショップ?適した名称がみつからない。)なんかに行くと、タイルの見本がざーっと、専門家向けでなく素人向けにおいてあります。

今回エントランス&浴室の面積をはかり計算してみると、だいたいエントランス3,5 ㎡
浴室 5 ㎡ 、浴室の壁 15 ㎡ くらいでした。(床面積に比べて壁面積の多いこと!)
この小ささだと、タイルを張る面積も小さいため比較的費用も少なく納められるのではと思っていたのです。そして今私が住むアパートはうちの彼氏&その家族の持ち家なんですが(あ、ちゃんと家賃は払ってますよ、わたくし)、いざ売りに出すとなったときに資産価値もあがるし、やってもいいよねと言うことで、みな同意していたのです。

で、タイルチェーク。私の好み&他の部屋とのバランス等考えて、
エントランスは薄めのグレーか薄めのブルー。マットな感じで 20×20cmもの
浴室は 床・壁双方、光沢のある白 10cm×10cm
かな〜とか思いながら、店員さんにいろいろ聞いたり見本をみたりしてたんですが、
タイルっておもったより高いんですね。
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上写真のものでだいたい 300〜400kr/㎡ (1kr=約20円)
写真中央 のものは一つ一つにムラがあって、昔で言うところの(?)イタリアンタイルというんだって。昔で言うところ(店員談)の意味がいまいち分からんが、イタリアで今主流のスタイルってわけではないですよってことかな。これはなかなか気に入りました。
で、ノルウェーでエントランスに張るタイルの注意点として、光沢のあるものでなくマットなものを選ぶこと。なぜなら冬、雪まみれになった靴で、帰宅時に滑るから。そらまあ、そうだ。

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で、浴槽はこんなのかな〜ってのが、 450kr/㎡くらい。高いよ!

今流行りのモザイクタイルにいたっては 2000kr/㎡とか。
そんな高いの?びっくりした。そうなのか〜。

で、目地の色とかも白〜グレー、ベージュ〜茶等いろいろあるんだね。
タイルを張る時の道具:十字形になってて、タイルの4隅部分を固定するもの、またその間を巡らすロープ等も存在。どうも勉強になりました。

それから小さなタイルを張るとなると、目地もいっぱいいるし手間が増える等。そらまあそうやな。店員曰く、10cm×10cmはプロの職人でもいやがる作業ですって、それどうやねん。職人やったらつべこべ言わずに10cm×10cmくらい張れよと思うけど、確かに自分でやるとなると、大変さは5割増以上か?
ってことで、値段がおもったより高かった。作業が思ったより大変そう。(おまけに大変そうな作業を自分がやるんでなく(スキルなしなので)、どうせ結果的にはスキルありの彼氏お父さん&スキルなし体力ありの彼氏が私の意志にそぐわないとしてもイニシアティブをとるのかな〜と思うとよけいかたじけなくなり)、この計画はお蔵入りする予感大。
こういうのがんがんやっていく大人になりたいわ。もしくは職人に頼める経済力のある大人。

どうでもいいけど、大昔大学3回の時、F教授のゼミ(研究室決める前)で素材のレポートって書いたよね。あんとき、私が書いた素材が、タイル、紙、竹だったよ。なつかし〜な〜。(みなさんおぼえてますか〜)。やっぱり私ずっとタイルは好きなんだな〜。
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by motokologic | 2006-09-22 00:33 | Architecture
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