建築展


昨日はひょんなことから一つの建築展に行った。実はうちの彼氏の弟も建築をしていて、
オーストラリアの大学で学士を取ったあと、去年の末ノルウェーに帰って来て、今はトロンハイムにある某建築事務所で働いている。そして、近い将来ノルウェーで修士課程をしようと思っているようだ。
ちなみにうちの彼氏は建築をしておりません。cybaneticという、日本語に訳すと電子頭脳工学という小難しい学問に従事しており、今修士論文に奮闘しています。

昨日この3人で外で食事をしていて、弟から南アフリカについての建築展がある旨教えてもらった。ほ〜興味深いねーと思って詳しく聞いていると、NTNUの生徒4人の卒展であるという。そういえば、去年私はプロジェクト旅行でインド・ネパールに一か月半の間、修士課程のメンバー7人とその授業を取ったノルウェー人&ヨーロッパ系交換留学生8人の計15人で発展途上国の事例を研究するために行ったのだが、その中のノルウェー人の子一人が、今学期南アフリカに行くと行っていたな〜と思い出し、多分4人っていってたな〜と思い出した。
展覧会に行ってみるとやっぱり彼女たちだった。

NTNUは日本の地方大学出身者の私からみると非常にお金持ちの大学である。予算がいっぱいあるようだ。大学制度に関してはまた、別途書きたいと思うが、彼女たちも自分達でコースを設定して、共に来る先生を見つけて、予算を大学側に出してもらって、、、というなんともイニシアティブに溢れる人たちなのだ。展覧会では、どうやってそういう手続きをしたかとか、どうやって人と会ってつながりを持っていったかとうも紹介していて興味深かった。
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ノルウェーで思うのは建築科の学生でも、割と発展途上国の事例に興味をもっていたり、エコロジカルな思考法が身に付いていたりとデザインのみを重視しない視点をもっているのは興味深い。

わたしも日頃コースで学んでいて、自分ひとりが先進国出身であるために、発展途上国の事実についてあまり詳しくなく、物事をつかめないときがある。
発展途上国ではまずはじめに貧困の問題があり、都市問題もそれに深く結びついている。
(これについて書き出すと長くなりそうなので、ここでは割愛するが、)彼女たちのプロジェクトは
いかにその地域のローカルな素材でもって、彼等に取って可能な住宅建設というものを進めていくかを探ったプロジェクトだったと言えると思う。

ヴィジュアル的にも彼女たちの仕事ぶりが大変見えて、普段デザインとはあまり関わりないコースにいるわたしにとってもいい刺激であった。そして、なんだか自然と知り合いにまた会えたことで、人脈を作ることも含めこの1年私も何かしてきたんだなという実感がもてて、うれしい瞬間であった。

詳しくは このプロジェクトのサイトinfourmal: http://www.in4mal.no/をどうぞ。
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by motokologic | 2006-06-03 03:08 | Architecture
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