はじめに初めまして。 手始めに、履歴書を一つ。 吉田素子 略歴 1979 京都市東山に生まれる 1998 大阪府立北野高校卒業 2005 琉球大学工学部環境建設工学科建築コース卒業 2003〜2005 Politecnico di Milano (イタリアミラノ工科大) 建築学部にて勉学 2005〜現在 NTNU (ノルウェー科学技術大学) にて修士課程 Urban Ecological Planningにて勉学中 PROFILE Motoko YOSHIDA 1979 Born in Kyoto in Japan 1998 Finished Kitano high school in Osaka 2005 Bachelor of Engineer at the University of Ryukyus in Okinawa, JAPAN majored in Architecture 2003-2005 Studied la scienza dell'Architettura at Politecnic of Milan in Itary 2005~ M.Sc in Urban Ecological Planning at NTNU in Trondheim, Norway はちゃめちゃプロフィール 京都は銀閣寺近くに、インテリアデザイナーの父、テキスタイルデザイナーの母のもとに生まれる。兄弟は5歳上の兄が一人。 大阪は茨木市で走り回りながら元気に育つ。当時は木登りと花摘みが好み。 隣の箕面市に引っ越し、多少上品さも身に付けつつ健康に過ごす。 中学3年時、母を病気で亡くす。その後無事北野高校に進学するも、校風になじめず留年。4年かけてなんとか卒業する。当校での不名誉な理由での留年は森繁久彌以来らしい。ある意味名誉だ。当然落ちこぼれており、浪人までしたが受験勉強ってなんかなーという思いに至り沖縄は琉球大学に逃避しつつ、進学。 勉強したかった建築だけは譲らず、マリンスポーツを楽しみながら豊かな3年間を過ごすも、魔が差してイタリアに留学。多の地で苦労をしつつ、旅行等を思う存分楽しむことでバランスを取る。人間的に多少成長。なんとか琉球大学を卒業し、悩んだ末イタリアで出会った、ノルウェー人の彼とともに過ごすため、ノルウェーの大学院に進学。現在のコースの教授とは素晴らしい出会いであったと痛感しつつ、楽しみながら勉学に勤しみ中。 勉学的もしくは放浪的プロフィール 父と母の影響は多大。小さい頃からうつくしいものを多く見させてもらった。 そして、京都との深い関わりから日本文化の体へのしみ込み方もよかったのではと思う。 中学三年の時、文化祭でクラス劇をし、大勢で何かに取り組むことが大変に気に入り当時は真剣に女優志望。高校での大学受験勉強に興味が持てなかったのはそのせいでもある。演劇等に挑戦するために、半年ほど不登校になり留年する。しかし、根性を身に付けさせてくれた体育の授業と、敬語を学んだことに感謝し、音楽の授業は大変楽しかったと記憶し、勉学の本当の楽しさを教えてくれた世界史と数学と物理と地学と、、たくさんの先生の顔が浮かぶ。留年させてまで卒業させてくれた先生方の優れた人間性に本当に感謝しなければならない。 その後進路について真剣に考え、デザインについて長く興味を持ってきたし、理系が好きであったため、工学部で建築を学ぶことに決める。 全く知らない場所というところに行ってみたかったし、受験戦争にも嫌気がさしていたので、楽に入れる(失礼な!)琉球大学に行くことに決める。沖縄というもう一つの日本で多少ののカルチャーショックに出会うが、人々の人間らしさと豊かな自然そして暖かい気候で快適に過ごす。米軍基地の沖縄の負担の大きさは住んでみるまで考えたこともなかったように思うし、何に関しても内地(本土)と同じ基準を適応することに疑問を感じ、それよりも豊かな自然を守るべきではないだろうかと思いつつも、特に個人的には何もできず過ごす。 大学2年時に友達を訪ねつつ一人で行ったイタリアの都市の美しさと文化の深さに感動する。その美しさの秘けつは何か、住んでみないと分からないこともあるだろうと、留学するならイタリアと決定。ひょんなことから、真剣に留学準備を初め、3年修了とともに休学。秋、Politecnico di Milano編入。二年間言葉の壁や文化の差に阻まれながら苦労しつつ勉強する。もちろんイタリアの食や人々の愉快さ、そして美しい街の数々の訪問に生きていることのありがたさを感じる。 ノルウェー人の彼との出会いは他愛のないものであった(失礼!)。ヨーロッパ間の交換留学生のために大学(Politecnico di Milano)が主催したシチリア旅行にわたしも参加したからである。彼も同大に交換留学に来ている一人だった。彼が自国に帰国し遠距離になるも、訪ねて行ったノルウェーの自然の美しさとそれへの取り組みかたに感銘を受ける。長い間自分の求めていたものは、家族だったのだということに気付かされたのも彼の家族に出会ったからであった。ノルウェーの社会制度や人々の意識の随分進んでいる点にも大変興味を持つ。運良くもNTNUの修士課程に興味深いコースを見つけ、教授に直談判に行く等してすんなりと入学する。ここで私が‘すんなり’と感じるのは、一重にイタリアでの様々な経験があるからであろう。 現在彼と共に幸せにすごし、勉学にも励んでいる。 以上私の自分の居場所を求めた長い旅も、ここら当たりで落ちつくのではないかと思っている。もちろん将来日本で働いてみたいと思うし、40・50歳のころの感情は今のわたしには想像さえもつきません。
by motokologic
| 2006-05-30 05:33
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